思ったこと

 

昔好きだった人がわたしが怒ってるとすぐに謝る人で、もちろん謝らない人よりはいいじゃないって言われるかもしれないけど、彼は怒ってる空気を察すると謝ってきて、私はそれにいつもさらに怒ってたことを思い出した。謝って欲しいわけじゃなくて、なにに対して怒ってるのかちゃんとわかって欲しかった。なにに対して謝らなくちゃいけないのか自分で気づいて欲しかった。怒ってるからとりあえず謝るっていうテンプレートは絶対におかしいと思う。年上の人だったけどなんでこんなにもいい加減なんだろうって悲しかった。好きだったからこそ余計悲しかった。この人は私のことをたいして好きじゃないしそこまで興味がないんだなと思った。あの時から少しだけトラウマ。トラウマって言葉はおかしいかもしれないけど。でも人から見たら"そんなこと"でも、それがあってから誰にでも一線を引くようになったんだなと思う。めんどくさいことを共有できないなら、どちらかが我慢しなくちゃいけないなら、苦しむなら壁を作って守るしかないと思った。めんどくせえって思われることが多いけどめんどくさくないわけがない。人と人なんだからめんどくさいに決まってるのに。好きとか嫌いとか関係なくて"対、人"なんだから、なにかをする前、なにかを言う前、していい事なのか、言っていい事なのか、考える事をして欲しいと思った。それと同時に自分ももっと人に対して気をつけなくちゃいけないと思った。調子に乗る事が多いから本当に気をつけなくちゃいけないと思った。大切なら大切なほど人との関わりは絶対に簡単なものじゃないし簡単になったらだめだと思った。